覚えるべき毒魚
この記事では、身近な堤防等に生息し、釣りでもよく釣れてしまう毒魚について掲載します!
皆さんも一度は見たことのある魚が載っているのではないでしょうか?
もしサイト内でより詳しく知りたい情報・質問・不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせまでお寄せ下さい!🙇
※この記事では毒を持った主な魚を掲載しておりますので、掲載している魚以外にも毒を保有している魚はいます。
目次
1. 毒魚とは
2. 絶対に覚えるべき毒魚!
2-1. 触ってはいけない魚
2-2. 食べてはいけない魚
2-3. 食べることをお勧めできない魚
3. まとめ
1. 毒魚とは
毒魚とは、体表やひれ、臓器等に毒をもつ魚のことです。
毒魚の持つ毒は主にタンパク毒/テトロドトキシン/パリトキシン/シガテラの4種類です。
・タンパク毒
タンパク質のため熱に弱く、60℃以上の高温で毒の成分が分解されると言われています。
症状は激痛、やけどのような痛み、傷口がひどく腫れる、しびれや痛みが長時間続きます。
そのまま放置すると傷口の周辺が壊死を起すこともあります。
・テトロドトキシン
青酸カリの500~1000倍の毒性を示す猛毒であり、耐熱性があるため通常の過熱調理では解毒されません。
・パリトキシン
潜伏時間は概ね12から24時間と長く、主症状は筋肉痛、関節痛、ミオグロビン尿症、麻痺・痙攣等があります。
重症化すると、呼吸困難や死亡に至ることもあります。
・シガテラ
熱帯及び亜熱帯海域の主としてサンゴ礁の周りに生息する魚類の摂取によって起こる致死率の低い食中毒の総称です。毒が大量に蓄積された魚を人が食べるとシガテラ中毒を起こします。
主な症状は、下痢、おう吐、関節痛、倦怠感などで最も特徴的な症状として、温度感覚の異常があります。
参考文献:東京都福祉保健局情報等
今回はそんな毒をもつ魚について紹介します。
2. 絶対に覚えるべき毒魚
2-1. 触ってはいけない魚
アイゴ
アイゴはタンパク毒を持つ魚です。
毒の部位はヒレの棘です。魚自体は食べることができます。
ゴンズイ
ゴンズイはタンパク毒を持つ魚です。
毒の部位はヒレの棘です。堤防等で比較的簡単に釣れてしまう魚なので注意しましょう。
ハオコゼ
ゴンズイはタンパク毒を持つ魚です。
毒の部位はヒレの棘です。カサゴ等と似ているので注意しましょう。
ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコはテトロドトキシンを持つタコです。
体表にも毒があるとされるため色鮮やかなタコが釣れた際は注意しましょう。
2-2. 食べてはいけない魚
アオブダイ
アオブダイはパリトキシンを持つ魚です。
体色が青緑色のブダイで過去にブダイと誤って食し食中毒を起こした事例があります。
ブダイが釣れた際は食べる前にしっかりと調べましょう。
ソウシハギ
ソウシハギはパリトキシンを持つ魚です。
カワハギに似た容姿をしており、以前にカワハギとして販売された事例があります。
フグ類
フグ類はテトロドトキシンを持つ魚です。
フグの調理師免許を持っていない方は、例えフグの捌き方を知っていたとしても自分で調理するのは絶対に止めてください。
2-3. 食べることをお勧めできない魚
イシダイ
イシダイはシガテラ毒を持つ魚です。
比較的暖かい地域で釣りあげられる大型な個体程蓄積する毒が多くなるため、注意が必要です。
美味しい魚では有りますが食べる量には注意しましょう。
イシガキダイ
イシガキダイはシガテラ毒を持つ魚です。
比較的暖かい地域で釣りあげられる大型な個体程蓄積する毒が多くなるため、注意が必要です。
美味しい魚では有りますが食べる量には注意しましょう。
3. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は 覚えるべき毒魚について紹介しました。
今回紹介した魚は一例ですので、他にも毒を持った魚はたくさんいます。
もし、少しでも不安に思う魚が釣れた場合は横着せず一度調べてみて下さい。
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